畝傍高校を狙うための入試対策

奈良県の公立高校の中で、奈良高校に続いて2番目に偏差値が高いのが畝傍高校です。トップレベルの学校は誰もが憧れますよね。しかし、自分の成績では合格できないと諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。どうすれば、畝傍高校の合格に近づくことができるのでしょうか。そこで今回は、畝傍高校を狙うための入試対策についてご紹介します。

畝傍高校の特徴

畝傍高校の、スクールミッションは「知・徳・体の調和がとれ、自律的・創造的でグローバルな視点をもった、次代を切り拓くリーダーの育成」です。これからの社会で活躍するうえで必要な能力を身につけることができます。学科は普通科のみです。部活動が盛んで、22の文化部と14の運動部があります。文化部では音楽部、運動部では野球部が、とくに実績があります。行事も盛んです。勉強だけでなく、高校生活を楽しめる学校であるところが魅力です。

畝傍高校の偏差値はどれくらい？

奈良県の公立高校の中で、奈良高校に続いて2番目に偏差値が高く偏差値は69です。トップレベルの学校なので、対策もしっかりと行う必要があります。進学実績も豊富で、畝傍高校のホームページで公開されています。現役生徒の令和3年度の大学入試合格状況は、国公立大学においては、京都大学6名を含む国立大学78名、公立大学45名、県立医学部医学科1名で合計123名です。

私立大学においては、近畿大学184名、関西大学143名、同志社大学91名、立命館大学61名、そのほか東京の大学で慶應、早稲田、青山など合計922名です。自分の成長には環境が大切です。ハイレベルな仲間と切磋琢磨して勉強に取り組むことで、自身の学力アップが望めます。学力が上がれば、自分で大学を選べるようになります。将来を考えるうえで、進学する大学の選択肢が広がるのはよいことですね。

畝傍高校に合格するために必要な内申点

偏差値は入学試験で合格するために必要な学力のボーダーラインの目安です。入学試験では、学力テストの点数だけでなく、内申点が加算されて合計の点数で評価されます。畝傍高校の内申点の計算方法は、奈良県の内申点の計算方法が適応されます。基本的に内申点は、英語、数学、国語、理科、社会の成績にくわえて、音楽、家庭科、美術、体育の合計9教科の成績で決まります。

内申点は、テストの点数だけでなく、中学校生活での取り組みや検定・資格の加点も考慮されます。勉強だけをしていれば上がるものではないため、自分が加点できそうなポイントを考えて取り組んでみましょう。高校によって、内申点の入試への加点割合が変わることがあります。一般的に、偏差値が高い学校ほど内申点の加点割合は低い傾向にあるといわれています。もし内申点が低い場合でも、諦めずに学力テストの点数を高くできれば合格を狙える可能性はあります。

畝傍高校を狙うための入試対策

奈良県の公立高校入試では、国語、社会、数学、理科および英語の5教科が各50点満点で学力テストが行われます。上位校に合格するためには8割から9割の得点が必要となります。ほとんど落とせないため、苦手分野をなくしておきましょう。

苦手をなくすためには、基礎が大切です。最終的にはかなり学力を上げておかないといけないため、計画的に効率よく学習を進めましょう。はじめから、難しい問題ばかりを解いて、余計に時間をかけるのは効率が悪くなります。自分の学力を把握し、学力にあった内容で勉強を進めていきます。また、正しい学習法を身につけて、高い学習効果が得られるようにしましょう。中学3年生の夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化する必要があります。実は、入試において偏差値や倍率が高いからといって、必ずしも入試自体が難しいというわけではありません。

逆に偏差値があまり高くないからといって、合格難易度が低いわけでもありません。それぞれの志望校にあった対策が大事です。学校の情報と自分の学力を照らし合わせて、総合的に必要な学習量や内容を判断する必要があります。畝傍高校を目指すのであれば、入試問題の傾向や難易度、最低合格点、倍率などの情報を収集します。そのうえで、難問対策が必要か、スピード演習が必要か、標準レベルの問題に集中して取り組むべきなのかなど、自身の学習の方法を教科ごとに考えながら学習に取り組む必要があります。これを自分ひとりで調べて、判断するのは難しいですよね。

そこでおすすめなのは、個別のカリキュラムを組んでもらえる個人指導塾です。自分の学力に足りないものは何か、必要な学習は何かなどを客観的に考えてもらい、カリキュラムを組んで教えてもらえるのは個人指導塾のメリットです。自宅学習でも何をしてよいか分からないということがなくなるため、計画的かつ効率的に学習がすすめられます。

まとめ

畝傍高校は、奈良県の公立高校でトップレベルの学校です。簡単には、合格できません。内申点を上げるために、中学校生活においても日々の努力が必要です。そのうえ、学力テストでも高得点をとらなくてはいけません。なんとなく学習するだけでは、学力は上がりません。正しい学習方法で、効率よく計画的に学習しましょう。個人指導塾を活用して、学習計画を立て、入試対策をするのがおすすめです。効率のよい学習方法で学力をアップさせ、畝傍高校の合格を目指しましょう。