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  • 同志社大学を狙うための入試対策

  • 2022/10/15 2022/09/01

関関同立の1つである同志社大学は、京都府に位置する私立大学です。関関同立のなかで、もっとも偏差値が高い大学としても知られています。本記事では、同志社大学を目指す方に向けた入試対策について説明します。各学部の簡単な紹介もしているので、興味のある方はぜひご一読ください。

同志社大学の各学部の概要と入試方式の種類

同志社大学には、14の学部があります。神学部、文学部、社会学部、法学部、経済学部、商学部、政策学部、文化情報学部、理工学部、生命医科学部、スポーツ健康科学部、心理学部、グローバル・コミュニケーション学部、グローバル地域文化学部です。各学部の概要と入試方式の種類については次のとおりです。

各学部の概要

神学部は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の3つの一神教について本格的に学べる学部です。文学部は5つの学科に分かれており、英文学や美学芸術学のほか、哲学を取り扱う学科もあります。

社会学部は5つの学科に分かれており、教育、メディア、社会福祉など、社会で大きな役割を担っている分野で活躍できる人材を養成する学部です。法学部は法律学科と政治学科に分かれており、政治学科では国際関係や現代政治、歴史・思想について学べます。

経済学部では、情報化社会においてグローバルに活躍できる人材を育成しています。商学部では、ビジネスに関する専門的知識の取得を目指しており、国際的なビジネスマンのほかにも、税理士や公認会計士による授業が魅力です。

政策学部では、政策そのものを学ぶ新しい学部であり、問題解決能力の向上を目指しています。文化情報学部では、データサイエンスという手法を用いてあらゆる文化現象にアプローチし、文化や言語を数理的に分析・解明します。

理工学部は10の学部に分かれており、各分野のエンジニアとなる人材の育成をおこなう学部です。生命医科学部は3つの学部に分かれており、脳のメカニズムや人体の構造、機械工学と医学の融合などの研究・開発を行っています。

スポーツ健康科学部では、健康増進とスポーツの社会的発展に寄与できる人材の育成をおこなっています。心理学部は、心と行動の化学的な解明に向けて取り組む学部です。

グローバル・コミュニケーション学部は、国際ビジネスや文化交流などにおいて活躍できる人材を育成しています。グローバル地域文化学部では、地球規模の課題についてグローバルな視点で考えるとともに、各地域の言語の習得も目指します。

入試方式の種類

同志社大学の入試方式は6つありますが、次の4つが主な試験方式になります。入試の中心となる一般選抜入学試験のほか、大学入試共通テストを利用する入学試験、推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験、AO入試の4つです。

一般選抜入学試験は、全学部日程と学部個別日程の2つの日程で実施されます。全学部日程は全国17会場、学部別個別日程は全国11会場で受験できます。

同志社大学の科目別入試傾向

同志社大学の入試問題については、受験生の学習努力が報われるように難問や奇問は避け、公平でかたよりのない出題に留意されています。解答形式は記述式です。

一般選抜入学試験における理系の教科は英語、数学、理科(選択科目)、文系の教科は英語、国語、地歴・公民または数学(選択科目)です。以下では、科目別の傾向について確認していきます。

英語の入試傾向

英語については、長文2題・会話文1題の構成となっています。出典は雑誌や書籍などで、難しすぎる単語や成句などには注釈をつけるなどして難易度を調整しています。長文・会話文ともに文脈に沿った読解力が必要です。難易度は標準的です。

国語の入試傾向

国語については現代文1題・古文1題の構成が標準的ですが、現代文2題・古文1題の場合も出ています。現代文が2題の場合でも、現代文1題分の分量です。現代文は論説の文章から出題される傾向にあり、文化・社会学・自然科学など分野は多岐にわたります。

古文もさまざまな分野から出題されていますが、内容は明確なものが選ばれています。英語と同様に素早く読み解く力が重要です。難易度は標準的です。

数学の入試傾向

文系数学については3題出題されるのが例年の構成であり、数学1A、数学2Bの分野から偏りなく出題されています。基本的な問題のほか、応用力や数学的思考力を試す問題も出されますが、小問から誘導するような作りとなっています。

理系数学については4問出題されるのが例年の傾向であり、数学1A、数学2B、数学3が出題範囲です。こちらも出題分野にかたよりはありません。単に式を並べるだけでなく、論理的に答案を書く能力が必要です。難易度は高めのため、とくに学習が必要です。

文系選択科目(日本史、世界史、政治・経済)の入試傾向

文系選択科目については、いずれも教科書の記載内容に準拠した出題となっており、学校での授業や学習の成果を問う形式になっています。出題分野に偏りはないので、教科書の内容に基づいて正確に理解することが大切です。難易度は標準的です。

理系選択科目(物理、化学、生物)の入試傾向

理系選択科目については、いずれも基礎的な内容を確認したうえで、応用力や論理的思考力を問う問題になっています。どの科目でも出題分野にかたよりはありませんが、難易度については物理がやや高いようです。

同志社大学を狙うための入試対策

同志社大学の一般選抜入学試験では、基本的な事項の理解に加えて「読解力」と「応用力」を問う問題が出題されています。英語や国語だけでなく、数学や物理などでも問題の中に埋め込まれたヒントを読み取ることが要求されます。日頃の学習で読解力を鍛えつつ、基本を徹底的に学習し、過去問などをもとに応用力を身につけていくことが大切です。

まとめ

同志社大学を狙うための入試対策についての説明は以上です。同志社大学では、一般選抜入学試験の出題の意図をホームページで公開しています。出題の意図には詳しい出題方針や問題の解説が記載されているため、受験を考えている方は、一度目を通しておいたほうがよいでしょう。なお、最新の情報については関西大学のホームページなどでご確認ください。

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