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  • 大学受験について知っておきたいこと!

  • 2022/08/17 2022/08/17

大学受験は憧れの大学に合格するために避けては通れない道です。人によれば3年間以上を大学受験に向けて勉強をする人もいるのではないでしょうか?しかし、ただ闇雲に受験勉強をするだけではいけません。大学受験に向けてスケジュールを立てて勉強をする必要があります。ここでは、大学受験について知っておきたいことについて紹介します。

大学入試の仕組みとは

大学入試の制度は色々あり複雑化しています。初めて大学入試の制度を見る人のなかには混乱する人もいるのではないでしょうか?簡単ではありますが、この章では大学入試の仕組みや大学入試の方法について紹介します。

一般選抜(旧称:一般入試)

一般選抜は大学入試のなかでもメジャーな試験の一つであり、大学入試と聞いて思いつく人が多い試験です。以前は「一般入試」と呼ばれていましたが、2021年度の入試から「一般選抜」に名前が変更になっています。

一般選抜は、大学共通テスト(大学入試センターが実施)と一般選抜試験(各大学が実施)に分類されます。国公立大学の入学を目指す人は一般選抜を受験する必要があるため、ここを目指して勉強している人が多いです。

総合型選抜(旧称:AO入試)

総合型選抜は、大学などが定める「求める学生像(アドミッション・ポリシー)」に合った人物を採用する入試制度のことです。2021年度から「総合型選抜」に名前が変更しており、2020年度までは「AO入試」と呼ばれていました。

試験内容は、志望理由書や調査書などによる書類選考、面接や小論文による試験です。大学によって試験方法が異なり、学力試験や実技試験、口頭試問で学力や知識、技術、応用能力が問われたりする場合もあります。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜には、公募制と指定校制の2種類があります。公募制は、学校長の推薦書があれば出願できます。指定校制は、大学が指定した高校の生徒のみ受験資格が得られます。この試験は誰でも出願できるものではなく、校内選抜で選抜された人しか出願できません。しかし、校内選抜を勝ち抜けば、受験の合格率は非常に高いです。

試験内容は、調査書・推薦書などの出願書類、学力検査、小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績などで判定されます。また、大学によっては大学入学共通テストなどが使用されて、合否の判定をする場合もあります。

大学入試を受けるにあたって必要な費用は?

大学の試験を受験するためには受験料が必要不可欠です。この受験料は国公立大学を受験するのか、私立大学を受験するのかで変わるうえ、受験する大学の数によって変わります。そこに加えて、交通費などの費用も加わってきます。ここでは、受験料とそのほかの費用について紹介します。

大学入試の受験料

大学入学共通テストの受験料は受験する教科ごとによって異なります。2教科以下の受験の場合は1万2,000円、3教科以上になると1万8,000円です。そのほかの試験では、国公立大学の二次試験は1校あたり平均で1万7,000円程度、私立大学の場合は一般選抜が1校あたり3万5,000円程度です。

これらの金額は受験する学部によって異なります。また、私立大学の場合、願書購入代が必要になる場合もあります。

そのほかの費用

大学入試以外に必要になる費用として交通費や宿泊費、食費といった費用が必要です。地元で受験をできればこれらの費用は必要最低限に抑えることができますが、受験地が遠方になる場合は交通費や宿泊費がかさむ場合があります。そのため、想像以上に受験費用が高額になる場合も想定されます。

大学入試の各試験のスケジュールについて

大学入試のスケジュールは、年度ごとに文部科学省から実施要項が提示され、試験スケジュールもおおよそ決まります。ここでは試験スケジュールの大まかな流れについて紹介しますが、確定したスケジュールではないのであくまでの参考にしてください。必ず受験生の人は各自で試験日程について確認してください。

各試験の大まかな流れ

大学入試のスタートは、9月頃から総合型選抜の入学願書の受付が始まります。願書受付を閉め切ったら試験が開始となります。11月頃からは、学校推薦型選抜の入学願書の受付が始まり、その後に試験があります。ここまでが年内に行われる試験です。

年明けの1月の中旬頃からは、大学入学共通テストが始まります。その後、2月から3月にかけて、各大学で個別入試が始まり、同時期に国公立大学の2次試験が開始になります。そして3月末にはすべての大学の入試が終わり、合格発表になります。

まとめ

大学受験は高校生活の中でかなり大事な行事だといえるでしょう。大学受験に向けて高校生活のすべてを注ぎ込む人も多いのではないかと思います。そんな、大学受験に向けて受験の制度や仕組み、費用などについて把握しておくことは大切です。

また、試験の大まかな日時を把握して、計画を立てて勉強をすることは合否を分ける要因にもなります。今回、紹介した内容を少しでも参考にしていただき、受験勉強に生かしてもらえたら嬉しいです。

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