2022/11/15 2022/12/05
高校受験は、自分の進路を決める重要なターニングポイントです。どう選んでいいかわからない、何をしたらいいかわからないと悩んでいませんか。中学校生活は3年間、あっという間に終わってしまいます。早めに高校受験の対策をしましょう。今回は、高校受験の志望校選びや勉強法についてご紹介します。
目次
学校には私立、公立、国立があります。それぞれの違いを理解して選びましょう。
私立高校とは、民間の団体が設立した学校です。それぞれに独自の理念があり、それによって指導内容や校風も大きく変わります。
宗教教育や進路・就職指導に力を入れているなど、それぞれに特色があり、自分に合った学校を選べるのがメリットです。学費は高いですが、その分、施設・設備は充実しています。所得制限はありますが、授業料の補助がある場合があります。
入試の方法もバリエーションが豊かで試験日の学力テストで合否が決まる一般入試、学力試験がなく面接や作文などの評価で合否が決まる推薦入試があります。さらに、中学校で一定の成績を保っていればほぼ合格できる単願(先願)入試や併願入試などもあります。
都道府県や市区町村が運営している学校です。多くの場合、税金による公的資金で運営されているため、私立高校に比べて学費は安くなります。
学校の数が多く、商業、工業、農業、介護、看護、調理など専門的なことを学べる学校もあり、選択の幅が広がります。公立高校の入試は、試験日の学力テストだけでなく、中学校の成績を反映する「内申点」もあわせて選考材料とするので、普段の学校生活が大切になります。
国立高校は、国立大学の付属校ではありますが、内部推薦があり、エスカレーター式に確実に進学できるわけではありません。ほとんどの国立高校が進学校です。普通科が多く、校風は自由です。入試は、5教科で行われ、難易度が高いのが特徴です。
まずは自分の学力を知り、自分の学力で行ける学校を絞ります。そのうえで、自分のやりたいことができる学校や理念、校風が合っている学校を選びます。
第一志望が公立高校の場合には、すべり止めとして私立高校の併願を考えておきましょう。さらに上の学校も目標として持っておくとモチベーションが上がります。学力が伸びることも考えて複数選んでおきましょう。
行きたい学校が見つかったら、高校のホームページをしっかりと見て、説明会にも参加します。新型コロナウイルスの影響で、オープンスクールができない学校も多くあり、実際の学校の雰囲気がわかりにくくなっています。
中学校の先生や塾の先生、実際に通っている先輩などにも話を聞いてみましょう。大切な3年間を過ごす場所になるため、たくさん情報収集をしてじっくりと選んでくださいね。
志望校を絞れたら、学力試験と内申点の配点比率を確認します。内申点の高い学校は、中学校の定期テストに力を入れなくてはなりません。学力試験の比率が高い場合には、問題演習を多くします。また、早い段階から過去問をみておき、問題の傾向をつかみながら日々の勉強に取り組みましょう。
実際の受験勉強としては、まず模試受けて自分が学力を把握し、得意・苦手分野を分析しましょう。勉強で大切なのは基礎固めなので、とくに苦手分野に関しては基礎固めをしっかりとしていきます。
よほど得意な科目がない限り、優先して勉強するのは英語と数学です。この科目は時間がかかるため、最初から力を入れておきます。
高校受験のほとんどは教科書に載っている範囲なので、普段の定期テストの勉強もきちんとしておくと、自然と受験勉強につながります。勉強は日々の積み重ねが大切です。毎日1時間など決まった勉強の習慣を早いうちからつけておきましょう。
高校受験では、個別指導塾がおすすめです。個人指導塾のメリットや向いている生徒、個人指導塾の選び方についてご紹介します。
個別指導塾では、通う曜日や時間を選ぶことができるため、部活と勉強の両立がしやすくなります。高校受験の調査書に部活のことも記載されるため、勉強だけでなく部活も頑張ることで調査書の内容にマイナスイメージを与えません。
また、先生から直接指導が受けられるため苦手科目や苦手単元を克服できます。成績が伸び悩む場合にも、先生と一緒に理解できない原因を突き止めることができます。
必要があれば前の振り返り学習を行うなど、いま自分に必要な勉強を考えて教えてくれます。個人のレベルにあわせて行う個人指導塾ならではのメリットです。
志望校が決まっており、目標が定まっている生徒におすすめです。個人指導塾では、個人にあわせたカリュキュラムを組めるため、志望校向けの勉強に取り組むことができます。
次に、勉強のスケジュールを立て、自己学習をするのが苦手な生徒におすすめです。先生が個人をしっかりと見てくれるため、勉強の進み具合や勉強の内容を確認してくれますし、自然と勉強の習慣が身につきます。
最後に、基礎固めができていない生徒です。基礎ができていないと集団指導塾ではついていけなくなる可能性があります。個人的に必要な勉強を教えてくれる個人指導塾で、基礎まで戻って教えてもらうことができます。
まず、その塾が得意とするコースを調べます。高校受験対策、中高一貫校の内部進学向けなど、自分が目標とすることと塾が得意なことが一致するか確認しましょう。また、カリュキュラムが整っており、柔軟にカリュキュラムを変更できると良いでしょう。
次に、先生の質です。個人指導であるため、先生の質が成績に大きく影響します。入塾前の説明会に参加して、教室長と面談することで判断してください。評判や口コミを利用するのも良い方法です。さらに、個人指導塾は料金が高めになるため、相場以上に高くならないよう、複数の塾を調べておきましょう。
高校受験は、大切なターニングポイントです。将来の夢が決まっている人は、実現させる大事な第一歩となります。しかし、中学校生活も一度きりしかありません。受験勉強だけの生活よりも、部活など充実した生活を送るために、受験勉強を効果的におこないましょう。
個人指導塾は、自分のペースで勉強を教えてもらうことができるのでおすすめです。充実した3年間を過ごせる高校に合格できるといいですね。
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