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  • 一条高校を狙うための入試対策

  • 2022/08/17 2022/08/17

奈良市立一条高校といえば、志望する子どもたちの多くが目指すのは外国語科。長い歴史と特色のあるカリキュラムで、大変な人気となっています。それだけに受験対策は、中学校の勉強だけでは不充分。表向きの偏差値をクリアしているだけでは、合格は確実ではありません。ここでは一条高校の外国語科の入試対策についてみていきましょう。

奈良市立一条高校の特色

1950年に奈良市内に初めての市立高校として誕生し、翌年には全国初の外国語科がオープンしています。伝統ある外国語科はユニークかつ先鋭的な取り組みで知られており、県内有数の人気です。2016年に民間人校長として、リクルート出身の教育家・著述家の藤原和博氏を迎えたことは大きな話題となりました。

外国語科の授業内容

一条高校の外国語科はかなり特殊な授業内容となっています。まず1クラスを編成するのは20人、教師の目が行き届く環境が整っています。英語に関する授業は「総合英語」「英語表現」「異文化理解」「時事英語」「英語理解」などと実に多彩、これらはすべてネイティブスピーカーが担当しています。

英語に関する授業中に使われるのは英語のみ、授業中は生徒同士も英語で会話します。英語の実力を付けたい・伸ばしたい子どもにとっては、まさに理想的な環境といえるでしょう。ほかにはフランス語やスペイン語などを学ぶことができる第2言語の授業があるほか、交換留学生制度も盛んです。

部活動が充実

体育系・文化系ともに部活動が盛んで、サッカー部やダンス部は全国大会での実績も豊富です。このことはWeb上にある卒業生の声に、部活動に関することが多いことでもわかるでしょう。

どのような教育方針・ポリシーがあるか

「アクティブシティズンであり、自由に生きることができる個人の育成」を教育理念に掲げています。行われるのは「文理統合型の考える力を身に付ける」カリキュラムとなっており、外国語科であっても理系を選ぶ生徒が多いところも、一条高校の特徴です。

入学者の受け入れに関する方針

一条高校がどのような生徒を求めているかは、上記のタイトルでHPに掲載されています。端的にいうなら「積極的な学習態度と学んだことを表現できる能力、ほか社と協働できる姿勢」となるでしょう。このことを中学生のころから頭において、学習に取り組むことが必要です。

一条高校合格を目指すために必要な受験対策は?

一条高校への合格を目指すには、令和4年度に開校した附属中学を受験する方法と、高校受験で合格する方法の2通りがありますが、ここでは後者についてあつかいます。一条高校の偏差値は外国語科63、普通科で59となっています。

外国語科への出願は特殊

注意しなくてはならないのは、外国語科は「推薦選抜」という特殊な入試方法をとっているところです。出願に必要になるのは、一条高校の外国語科で学びたいという強い意志を持っていることに加えて、中学校や中学校校長による推薦状が必要になります。

アピールポイントが必要になりますから、成績が条件を満たしているだけでは不充分。部活動や生徒会活動、ボランティアなどに参加して、何らかの実績を上げておくことが望ましいでしょう。

偏差値以上の狭き門?

定員が80名と少ない上に、その内20名は「第1次選抜」で埋まってしまいます。第1次選抜は「調査書成績(内申点)」135点と英語の「学力検査」200点に加えて「調査書」によるといいますが、英語の学力検査の配点が高いことから、英語が使われている国からの帰国子女や両親がネイティブスピーカーの子どもたちが合格しているイメージです。ただ英語の偏差値が63を上回っているくらいでは、合格は難しいでしょう。

「第2次選抜」は残りの60名の定員をめぐって「調査書成績」135点と英語の「学力検査」240点に加えて「調査書」で行われます。第2次選抜に必要な教科は国語と英語、数学ですが、こちらも定員が少ない上に倍率は県内有数となっているため、難易度は偏差値以上ということができそうです。何らかの対策が必要になるでしょう。

独自問題「英語Ⅱ」の対策が必要

第1次選抜と2次選抜に共通して行われるのは「英語Ⅱ」という、一条高校独自の問題です。主体となっているのはリスニングと英作文でハイレベルな問題が並ぶのですが、中でも「対話について空欄補充で回答する問題」と「ディクテーション(英語の書き取り)」、30語程度の「テーマ型自由英作文」は難易度が高いといえるでしょう。いずれも対策は必要ですし、学校の授業だけでは不充分。学習塾での対策が必要になります。

まとめ

大勢が目指すのも当然と思える特色のあるカリキュラムが、一条高校外国語科には用意されています。それだけに入試の難易度は高いものがあり、表向きの偏差値は63となっていますが、英語に限るなら63では全然足らないということになりそうです。

そこで必要になるのが学校以外での対策です。全体授業では一条高校外国語科対策はできませんから、英語指導の能力に秀でた講師による、個人指導を受けたいものです。

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